家族と、あめちゃん
そんなあめちゃんと家族の関係はこんな感じ。
妹とあめちゃん
私の妹はネコ愛好家だ。
動物全般好きなのだと思うが、特にネコに対しての愛は大きい。
通学中にネコを見かけると、ネコと戯れて、そしてその時撮ったらしいネコの写真を私に送ってくる。逐一報告してくる。
だから、あめちゃんを家で飼うと決めたとき、おそらく一番喜んでいたのも妹だ。
一番あめちゃんと遊んでいたのも彼女だと思うけど、いかんせん、あめちゃんを追いかけすぎたのだろう、あめちゃんが嫌がって逃げるときもしばしばあったり…。
こんなにネコが好きなので、ネコと一緒に仕事ができたらいいよね〜、と姉の私は思う。
ちなみに、私もあめちゃん大好きオーラ出ていたため、あめちゃんに少しウザがられていた時もありました。ネコの気持ちって、難しい。
弟とあめちゃん
正直、弟とあめちゃんが一緒にいるところを、姉の私はあまり見かけた事がない。
彼とあめちゃんは、適度な距離感があるように思う。
ザ・ドライな関係。
ただ、あめちゃんが弟の膝の上や、肩に乗ってきたときは、なんだか嬉しそうな顔をする。
ポーカーフェイスのすかした顔してても、姉ちゃんにはバレバレであるヨ。
祖母とあめちゃん
祖母も、弟と同じようにあめちゃんとは比較的ドライな関係、のように見えます。
「あめちゃん」と言うのが恥ずかしいのか、あめちゃんに対してあまり名前を呼んでいるところを見たことがない。「ねこ」っていつも言っていた気がする(笑)
私は「あめちゃん」と呼ぶことに何の恥ずかしさもありませんが、やっぱり大人からすると、この名前って恥ずかしいのでしょうか。
そうそう、祖母が一番嬉しそうに話していたのは、あめちゃんが家の倉庫に住みついていたネズミを捕獲してきた時だ…。
祖父とあめちゃん
この二人(1人と1匹)は、家族のなかで一番距離があります。
祖父は寡黙な人のため、普段から何考えているかわからないような人だが、あめちゃんといる時はさらに謎は深まるばかりだった。
お互い、相手のことが気になるようで気にしていないフリをしている。
たま〜にあめちゃんと祖父が一緒に座っているのを見ると、心が和む。
「あ、祖父にもこんな一面があったのね」
と、孫の私は思うのです。
母とあめちゃん
この二人(1人と1匹)は、見ていて飽きることはありません。
私の中で一番のツボ。
母は、しっかりしているように見えて、あめちゃんみたいにどこかヌケていて愛嬌がある人だ。そういう組み合わせだからこそ、毎回なにかハプニングが発生します。
また、母が私たち子供に話しかけるように、あめちゃんにも話しかけているのも、見ていて面白い。
母「あめ、あんた今日どこ行ってきたとね?」
あめちゃん「にゃーん」
母「あめ、そこにゴローンてしんしゃい」
あめちゃん「にゃーん」(ゴロンと横たわる)
…彼女からすると、あめちゃんは私たちのような子供なのだろうか…?
父とあめちゃん
あめちゃんが一番懐いていたのが、きっと父だ。
父は動物に良く好かれる人だから、今に始まったことではないけれど。
一番お世話するので、比較的好かれやすのだと思います(負け惜しみ)。
父は、あめちゃんの写真を撮って、それを自分のブログに載せていました。
そのブログは、気づけば家族間に知れ渡っており、特に妹や私がこっそりとそのブログを見にアクセスして、父の投稿を読んでいました。
あと、あめちゃん実は、ラジオに出たことがあるのです。
どうやって見つけてきたのか分からないが、それも父が応募したものらしく、シンガーソングライターの「しゅがーれいん」さんに、あめちゃんの歌を作ってもらいました。実際に、ラジオで流れた時は感動しました。
今も活動していらっしゃるか分からないが、当時は飼っているネコの特徴などをもとに、それぞれの「ねこちゃんの歌」を、なんと無料で作詞作曲してくれていたそうです。