東京都多摩市にあるピューロランドに、人生で初めて行って来ました。《SANRIO THANKS PARTY 2019》に当選したため、入場料はなんとタダ。
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フェアリーランドシアターにて。
いくつか公演がある中で、あと15分ほどで開演とのこと。丁度いいじゃん。何の劇か分からないけど入って見るか、と適当&偶然の選択で見た「MEMORY BOYS ~想い出を売る店~」、いろんな意味で見てよかったと思いました。
「MEMORY BOYS ~想い出を売る店~」はマイメロディ&男性俳優のみのミュージカル。ミュージカルが始まって、男性俳優らが登場した時、「あれ、これってもしかして噂に聞く「2.5次元舞台」ってやつか!?」と気づいた。
有名所で言うと、ミュージカルアニメ「テニスの王子様」「戦国BASARA」「弱虫ペダル」「忍たま乱太郎」「刀剣乱舞」のような類。これらのマンガやアニメは普通に好きですが、それをミュージカルにしたモノには興味がそもそも無いので、自分とは無縁だった世界。まさかまさか、こんなところで「2.5次元舞台」を体感する日が来るとは。
しかし「MEMORY BOYS ~想い出を売る店~」を見て、ミュージカルやアイドル(三次元)オタクの心理が少し理解できた気がするよ…。
「俳優との距離の近さ」がハマってしまう理由の1つだと聞いたことはあったが、それを体感すると「こういうことか…」と納得の域に到達する。今までは、ただただ「なるほどねぇ」と知った風になっていただけだったわ、と内省しちゃう。
有名人と一般人の間の存在、届きそうで届かない存在。その「距離感」を実際に体感したり体験したりするだけで、こんなに認識が違うのかと驚いた、笑。
見たからといって、私はハマる事はないだろうけど、普通そのようなミュージカルを見に行くことなんて、そもそも私の人生の選択肢にすら入っていなかったから、一生見ないことだってあり得たはず。だから、自分にとって未知の世界に触れる貴重な経験でした。
この経験が今後どのように自分にとっての利益になるのか分からないけど。でも、もしミュージカルアニメが好きな子が現れた時、「え~?なんでそんなモノが好きなの?」なんて思わないし、その子の好きなものを最初から否定したりはしないようになるかな。
だから、自分にとっての未知の世界に飛び込んでみる事って、自分の身をもった体験として刻まれるから、「忘れられない感覚」になるなぁと思いました。
今回は偶然に飛び込んだ世界だったけれど、こんな風に軽い感じで、肩の力を抜いて自分の知らない世界、未知の世界に踏み込んで「忘れられない感覚」をもっと体感したいなと思いました。