ちょっと、愚痴。

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組織の中にいると息がつまりそうになる時が誰だってあると思います。

(以下GU☆CHI)

世の中の人が芸術家や芸大生、作品制作をしている人に対して、どんな印象を抱いているのか詳しくはよく分からないけれども、

「我が道を行く」
「個人主義」
「独特」
「個性的」
「一匹狼」
「孤高」
(たまに「社会不適合者」)

のような言葉を思い浮かべる人が多いのかなと思います。

それはたぶん、間違いではないような気がします。

でも、どんなに「一匹狼な人」も「個性的な人」も「独特な人」も「孤高の人」も、結局は何かしらの社会構造に組み込まれることになると思います。

それを「まとめる人」も勿論いる。
…私は「まとめる人」にいつの間にかなりがちです。

ぶっちゃけ、まとめ役なんて向いてないし、やりたくない。
特に、個人行動が多い芸術系の人達をまとめるのなんて、一番やりたくない。自分もそっちの気はあるけれど(私たちをまとめる先生って、なんか、心得てるなァ)。

とにかく、こういうのって「皆をまとめる事が(少しでも)できる人」がやらないと仕事がまわらないし、アトリエもどんどん汚くなる。まず第一に、自分の制作に支障をきたしたくない、と思ったので「任務を遂行する」感じでやっていました。



作品の展示作業や教室の復旧作業に参加する人が少なすぎる!

私が通う大学の芸術学部は、油絵1学年につき10人ちょっと。
その中で、いつも半分or半分以下ぐらいの人しか参加しない。しかも同じメンバーばっかり。

毎度毎度、本当に思うが、それさ、フェアじゃないよね!!!

参加しなかった人達、もう少し誠実な態度を見せてくれないと。なんや、お子ちゃますぎます。毎回手伝いに参加している人達に示しがつかない。なんだか損している気分になっちゃう。

休む事情・どうしても参加できない事情があるのは仕方ないと思います。だけど、やってくれた人に対する配慮が欠けているように見えます。

用事があるって言われると、「毎年この時期はこういう流れになってる(もう4年目だよ?)から、バイトのシフト入れないようにスケジュール管理したり、用事を作らないようしたりしてるのに…」と、バイトのシフトを入れないで時間を作った自分が損した気分になる。

「休む」その理由が「体調が悪い」で、それを毎回言われちゃうと、「…本当か?」と疑いたくないけれど疑ってしまう。作品提出の〆切前や展示準備日に、私も含めてみんな徹夜しがち&引きこもりがちで、体調やメンタルが悪くなる人がいるのは分かる。

だがな、

えっ?忙しい&キツイのはみんな同じじゃね?

と、純粋に思う。

友人が言っていた事だが、芸術学部って(他の大学はどうか知らないけれど)、体育会系みたいな所があるクセに、所属している人達が「体力&メンタル弱い人が多いよね」と。友人、鋭い。的を得ているかも(笑)

私が今主張している「休んだら、参加した人と同等の対価を態度で示して!」「忙しい&キツイのはみんな同じじゃね?」っていうのも、超体育会系的ですね。

体育会系が一番似合わなそうで嫌ってそうな分野が、実は陰湿な体育会系という実態に、乾いた笑いが出てしまいます。



だけど、やっぱり誠実さって大事だと思うよ〜。態度で示してくれないと、どんどん信用が失われていくだけ。

私はみんなに迷惑をかける時がある。相手も私に迷惑をかける時がある。どこかで生きている以上、お互い様の関係なんだと思っている。だけど「芸術学部の油絵学科4年」という小さな社会構造の中でさえ、それが最近見えなくなった。なんか、「やってもらって当たり前」とでも思っているのかな?

なんだか、そのイライラが最近は特に露骨に出てしまっているような気がします。心が荒んでいる。

人間って、基本的には損得感情で動いてると思うのだけど、純粋な感情として、「私ばっかり損してない?」と感じてしまう。

損得感情で物事を見ることは、そればっかりだと「貧しい心」だなと思うけれど、そうならざるを得ない環境だったのかなと思いました。



そして、「芸術家」という像に抱きがちな「我が道を行く」「個人主義」「独特」「個性的」「一匹狼」「孤高」「社会不適合者」というレッテル?ステレオタイプ?に、なんだか、わざとそれになろうとしてる?ファッション感覚でそれ使ってる?と感じちゃう時があります。

大きな声で言えませんが(笑)、芸術をやっている人のある言動が見えるとイラッとする瞬間があります。「我が道を行く」「個人主義」「独特」「個性的」「一匹狼」「孤高」「社会不適合者」…というような言葉で、簡単にその場を片付けているように見えた時です。

社会不適合者だから…人と関わるのが苦手だから…なんて言うんだったら、ジャングルとか森にでも住むしかないのでは。でも、そこでもきっとジャングルや森の掟があると思いますけどね。

要は、自他に真摯に向き合っていない感じが、ちょっとイラッとするのかもしれません。

勿論、みんながそうじゃないけれど。ただ、芸術という表現の世界では、そういうことを大にしやすくて、そういう人たちが蔓延りがちな世界なのかな~、と思ふ今日この頃。本当に悩んでいる人って、声を大に出来ないくらい、本当に悩んでいると思いますけどね…。



ほぼほぼ、生産性のない愚痴でした。私の吐露に付き合って下さった方、ありがとうございます。次回は、もっと楽しい事を書くよう努めますね。

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