3年遅れのスタートダッシュ

親戚らに「学生のごた格好ばして〜(学生みたいな格好しちゃって、まったくも〜)」と言われた。

私は大学生でも専門学生でもない。社会人(フリーターだけども)である。こんなこと言っちゃって、若くみられて嬉しいのか?というと、いやそうじゃなくて、実は「シュン…」となっていた。会社は、髪色や格好については自由なところだ。そのため、本当の学生時代にやってみたかった金髪になってみた(逆に、学生時代にかけもちしてた3つのバイト先は、髪色に厳しいところだった)。

でも、確かに今の格好は「学生っぽい」かもしれない。多分、大人からみると(いや自分も成人しているけど)きっと「子供っぽい」と思う。学校で例えると、高校3年の子が入学したての高校1年の子の格好をみて、「子供っぽいな〜」と思う感覚と同じかもしれない。

今までのことを思うに、同年代の子と比べると、自分は3年遅れたような外見で、「ちょっと、スタートダッシュが遅れちゃったのかな?」みたいな格好をしていた。いや、まさにそうだと思う。

つまり、
高校生の時は、中学生みたない格好、
大学生の時は、高校生みたいな格好、
社会人の今は、学生みたいな格好をしている(らしい)

スタートダッシュがなかなか切れなかったのは、おしゃれに興味が沸きはじめた小学生の時に、変なガマン(?)をしたからかもしれない。

小学生が「おしゃれしたい!」だなんて、ませているようで(ませてて大いに結構なんだけど)恥ずかしかったのだ。そのため、親に「服が欲しい!」とか友達に「今日遊ぶ時に化粧しない?」とは、なんだか言えなかった。し、「おしゃれに興味ない」と自分で言って防衛線を張っていた気もする。

あと、幼稚園から高校まで、途切れることなくずっと制服だったのも、影響しているのだろうか?(いやでも、普通におしゃれな子は制服も、同じなのになんか知らんけど「おしゃれ」だったなぁ)

それと、親が買ってくる服・くれる服を着ないと、なんか申し訳ないな、という気持ちもあった。正直に言うと、大学生になってからも、仕送りの段ボールの中に米と一緒に服もあって…着ていた(笑)これは一番ヤバイ。いやでも、めっちゃ感謝している。服を買う余裕がなかったので、気にかけてくれるのは嬉しい。

ここでまた「年相応の格好をしろ」「社会人らしく」とか色々言われて。確かに。無難なスーツでも着て、髪ももとに戻して、化粧も落として…なわけできるかい!

せっかく自由な職場なのに、自分の格好について考える機会を、今度こそ手放してしまう気がするよ。自分が一番おしゃれに見える格好がどんな格好か、その楽しさとかやり方を、知らないままになるかもしれんよ。

確かに、私はおしゃれにすご〜く興味があるわけではないけど、おしゃれをするのは楽しいよ。でも、スタートダッシュが遅れた分、チグハグなところがあるのも本当。だからごめんけど、慣れるまではちょっとお口ミッフィーでお願いします。

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