ざっくり言うと、吸血鬼と人間の戦いの漫画である。アニメ化もされ、映像美に「ほぅ…」となっていたが…ところで、
吸血鬼ってどうやって血を吸ってんだ?
首あたりにある大きな血管をガブリと噛んで、そこから出血した血をチュウチュウ吸ってんのかな。というか、吸ってる?舐めてる?飲んでる?
首にある頸動脈みたいな大きな血管ってゴムホースぐらいの固さあるって小学校の理科の授業で聞いた覚えがあるよ!
それを歯でガブリするんでしょ?噛む力すごいな!噛まれる方、絶対痛い…。血を飲み干すのに時間かかりそう…。
いや、人並みはずれた身体能力の持ち主だろうから、きっと吸引力も凄いのかな。

(画像:https://ja.wikipedia.org/wiki/ファイル:Subclavius_1st_part_ja.png)↑のような血管に噛みついてんのかな…。
ネットをさっくりと漁っていたら、イギリスのレスター大学(University of Leiceste, 眞子様が留学していた大学かな)で物理学を専攻する学生たちが流動力学を使って吸血鬼が頸動脈から血液を採取するのにどれくらい時間がかかるか計算した、というのがあった。
(私にはわからない公式とか使って計算してんだろうな〜理系の人、こういう疑問を理論的に、数値化して考えられていいな〜と思う芸術系学生であった…。)
人間の頸動脈から750mlの血液を飲むのかかる時間は6.4分
人間1人すべての血を飲み干すには42分
という結果になったらしい。
750mlというのは、人間の平均血液量の15%。生命に危険がある量ではない。
血液量が減れば、確実に血流はゆっくり〜になって、意識がぼんやりしたりはするだろうが、人間の血液全量を約5リットルとして考えると、吸血鬼が人間の体から血液を完全に飲み干すには、やっぱり少なくとも42分はかかる計算になるのだとか。
だから、よく創作作品とかで(『終わりのセラフ』もそうだったけど)吸血鬼がガブッて噛んで血を吸われて、一瞬で絶命…というのは、この結果に基づかせると矛盾が発生する。
でも、吸血鬼がすっごい身体能力持ってるんです!吸う力がすごいんです!ということなら、あり得るのかな…?
また、吸血鬼は人間の血だけでなく、むしろ生気を欲しがっているとか。
人間がまとっている保護膜のようなものを、噛むことによって、そこの防御力を弱めて、漏れ出した生気を吸い上げているのだ、という一説もあるのだとか。
首じゃなくて、肩あたりだったらもしかしたら、肩凝ってるならなんか痛キモチイイかも?とか思う。
だから噛まれそうになったらちょっと噛みつかれる位置ずらす、とか。(何考えてるんだろう私。)
でも人間の血、その代用品のワインとか生肉ぐらいしか食べることができないとは。
食べられるものに制限がかかるのは大変だ。(『終わりのセラフ』のミカも苦しがっていたし…)
以上、アニメを見て気になったことシリーズでした。
参考:カラパイアHP
http://karapaia.com/archives/52214660.html
(画像:https://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/owarinoseraph/)