ケッキングの戦い方から学んだこと|なまけながら たたかう

子どもの時にやっていたゲームからまだ学ぶことがあるなんて、私ってまだまだ子供だなぁ。

たま~にだけど、「ポケットモンスターシリーズ」のゲームをする。カセットはR&S&E(ルビー・サファイア・エメラルド)、FR&LG(ファイヤーレッド・リーフグリーン)、D&P(ダイヤモンド・パール)だ。

GBA(ゲームボーイアドバンス)とDS、いわゆる自分が子供時代にハマっていたゲームが、やっぱり好きだ。自分が小学生の時に、いとこがこれらのゲームをしていた影響でハマり、一時期は毎日やっていた。少し成長した後も、ふとした拍子にあの懐かしさにひたりたくなる時があり、それでゲーム機を引っ張り出してきて、プレイするのだ。

ポケモンのゲームを簡単に説明すると、目指すゴール(クリア)は「ポケモン図鑑完成」と「チャンピオン」だ。

「チャンピオン」になるには「四天王」と「チャンピオン」に勝利する必要がある。その前に、訪れるタウン・シティにいる「ジムリーダー」と呼ばれるポケモン使いの名手?と、自分の育てたポケモンを対戦、勝利すると「バッジ」がもらえ、その「バッジ」を8個集めると、「四天王」と「チャンピオン」に挑戦できる。

◇◇◇

で、最近またゲームをやりたくなり、ゲームの電源を入れた。

「トウカシティ」というところまで進んでおり、「ジムリーダー」の「センリ」と闘うことになっていた。彼の手持ちのポケモンに「ケッキング」というやつがいるのだが、コヤツ、一日中寝そべったまま暮らすらしい。

「ケッキング」は「ナマケロ→ヤルキモノ→ケッキング」と進化するのだが、1つ進化前の「ヤルキモノ」というポケモンは、めっちゃやる気にあふれている姿をしているのに、一体どうしたという感じである。

ケッキングの戦い方は、1ターンごとに怠けながら闘う(怠ける→攻撃→怠ける、の繰り返し)。つまり2ターンに1回しか行動できない。もし自分がポケモントレーナーで、手持ちにこのポケモンを加えていたら、

「おいいいい!怠けるなぁぁぁ!!」

と発狂しそうである。

だって、1ターン怠けてたら、その間に相手の攻撃を受けることになり、体力のメーターは下がり続ける。こっちの攻撃の回数も少なくなる。けっこう不利な状況に、自ら追いやっているのだ。

しかしだ。こんな闘い方、普通だったら不利なはずなのに、めっちゃ手強いのだ。1ターン休んで、次のターンに飛んでくるパンチ(技の名前忘れた)が、ものすごい強烈。

今回は、大変ショックなことに私の手持ちで一番レベルが高いポケモンの「ラグラージ」が「きゅうしょにあたった!」で戦闘不能になった。

「…!!!!!?」(シェアハウスに住んでいるので隣人にご迷惑がかからないよう、心と顔でショックを表現している)

なんとか勝利して、「バッジ」もゲットしたが、改めて「ケッキング」の闘い方、力加減の絶妙さがすごいと思った。

◇◇◇

私は、真面目すぎ・神経質すぎて結果何もできない、「完璧主義」な面がある。全部を全力で取り組みすぎてしまう。怠けすぎるのもよくないけれど、かといって力が入りすぎていても、パフォーマンスが悪くなる。

「やる気」と少しの「怠け」は、力みすぎる私に必要なマインドだな〜と思ったのでした。

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