ご近所に植物園があります。学生はタダなので、一時期よく通っていました。植物園なんて、佐賀の田舎にいた頃は行ったことも見たこともなかったので、自分にとってはなかなか刺激的な場所なんです。
今回、妹が私用で佐賀からこちらへやってきているので、「私のお気に入りなんよ」と妹も誘って一緒に園内を回ってきました。
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筑波実験植物園
茨城県つくば市にある「筑波実験植物園」は、国立科学博物館の1研究部門の一つで、一般公開も行っている植物園である。1976(昭和51)年5月に設置、1983(昭和58)年10月に開園。筑波大学の近くにあり、貴重で珍しい植物が多く保存されている。
屋外には、9つの植生区画がある。
・常緑広葉樹林区画
・温帯性針葉樹林区画
・暖温帯落葉広葉樹林区画
・冷温帯落葉広葉樹林区画
・低木林(低地性・高地性)区画
・砂礫地植物(山地性・海岸性)区画
・山地草原(低地性・高地性)区画
・岩礫地植物(山地性・海岸性)区画
・水生植物区画
また、3つの温室がある。
・サバンナ温室
・熱帯雨林温室
・水生植物温室
入り口
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背が高い木なので、秋になると空まで燃え上がるように紅葉が。薄青い空に、この紅葉が映えますね。
サバンナ温室
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園内に入ると、ピラミッドのような形をした建物が目に入ります。
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この「ハナキリン」という植物は、私にとって思い出深いもので。大学の授業課題で「植物を描く」というのが出題された時に選んだ植物がこのハナキリン。
夏も近い時期に、このサバンナ温室で顔を赤らめながら写生したなァ。屋外に出た時の涼しさよ。
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そのまま「熱帯資源植物温室」へつながっています。
熱帯資源植物温室
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この大きさ、伝わるでしょうか。
おそらく10m以上はあると思います。
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植物がパツンパツンではち切れそうな勢い…。
熱帯雨林温室
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熱帯雨林温室は、2階が入り口のようです。外から階段で上がって入ります。
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今はもう冬ですが、入った瞬間「夏だ!!!」と、妹と二人で顔を見合わせました。
九州のあの夏にそっくりなんです、ここ。
温度・湿り気・匂いが、故郷の夏を思い起こさせます。
二人の頭ん中では今、セミが鳴いています。
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夕方頃に行ったので、ちょうどオレンジ色の夕日がガラス窓から差し込んできて綺麗でした。植物を見ること以外に、建物の造りを楽しむのも醍醐味ですね。
ガラス張りの温室って、光が差し込み方がすごく神秘的です。温室自体は、展示している植物が一年中鑑賞できる場所なんでしょうけど、時間帯や季節によって光の表情が変わるのも感じながら、空間をまるごと楽しめるのがいいですね。
自然史標本棟見学スペース
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この場所にはこの時初めて入りました。骨格標本なんかが展示してあったんですね。
外に出ると遊歩道があるので、お散歩をしながら季節の植物を見ることができるようになっています。今は冬なので、ちょっと寂しい感じでしたが…。
また、筑波実験植物園では企画展やコレクション展を行っています。ちなみに、私が好きなのは「きのこ展」です。この「きのこ展」は毎年行っているのかな?
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こちらの写真は2年前(2017年)の「きのこ展」の様子。触ったり、匂いを嗅いだり。ホルマリン漬け?にされたきのこコレクションなんかも展示されていました。