ずっと聞いているアーティストの話。「HONEBONE(ホネボーン)」は、KawaguchiさんとEMILYさんによる男女フォークデュオ。そして、実体験を元にした飾らない歌詞が特徴です。
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「HONEBONE」との出会い
私が「HONEBONE」の存在を知ったのは大学生になってから。色々あった時期でして、Googleで「生きる 疲れた」で検索をかけていたら、『生きるの疲れた』という曲を見つけます。それが初めて聞いた「HONEBONE」の曲。そんな出会い
力強く、しっかりした歌声がとても聴き心地がいい。そして歌詞もまた、まっすぐで、自分の心境にストンと入ってきました。どんどん「HONEBONE」に骨抜きにされていきます。
『ナマリ』
人から何か気に触ることを言われて、ナマリをぶち込まれた感じになる事、あるなぁ!「気に触ること=ある意味図星」だったりするから。「絶対見返してやる!」って強気になりたい時や立ち直りたい時に聴きます。
『静かにしろ』
今の自分と重ねることができる部分がたくさんあり、勇気づけられます。世間的に見て不安定な職、夢追う人と聞くと、下に見られることがあります。でも色々と言ってくる「あんたらに興味ない!」
『満月こわい』
すごくセンスあるなぁと思ったMV。
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私は、昔の曲もライトな感覚で好きです。ジャンルも問わず、ボカロ、アイドルの曲、アニメソング、そして今もがきながら作曲して活動し続ける今の人の曲も好きです。
昔の曲を聴いていると、「あぁ、この時代に生まれて、リアルタイムでその時代を感じながら聴きたかった!」と思うことがあります。今昔という時間を超えて、時には空間も超えて、廃れることなく名曲なのは、凄いことですが、その時代にその曲が流行ったのは、少なからず、その時代の雰囲気が曲の背景にあって、それが人々の心境とマッチしていたからだと思います。
「金のたまご」と呼ばれた若者が多く上京した50〜60年代は、故郷を思う歌が多い気がしますし、経済発展が著しい時期は楽観的な歌が多い気がします。今は多極化していると思いますが、「HONEBONE」のように個人の体験が強く現れたものは現代的なのかなと。
その「時代」をリアルに感じながら、今まさに活躍するアーティストの曲を聴くのは、すごく贅沢なことかもしれません。その時間は、その時だけだと思うと、流行に乗っかってその時間に浸ることができるは、今を生きる人の醍醐味かも。
というわけで、今を生きるアーティスト、「HONEBONE」の活躍にまだまだ目が離せないです。いつかライブにも行ってみたいのですが、なんせ知っている人が、今のところ周りにいない…。
ライブはやっぱり一人で行くより、同じファンの友達と一緒に行く方が楽しいはず…。(と言うと、EMILYさんが「ファンなら一人でもいいから来いよ!」とか言いそう)。では、今回はこのへんで。