大学卒業後、どうするか悩んでいる。

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現在、大学4年の夏休み。
進路をどうしようかと、今更ながら悩んでいます、焦っています。

というか、単刀直入に言うと、就活をやりたくないだけなんですが。

ただ、頭の中で悶々と悩んでいるだけだと、結局堂々巡りになって、結局どうしたいのか分からなくなったので、テキストに起こしてみようと思いたったのでした。



今までは大学院に進学しようと考えながらのらりくらりと学生生活を送ってきたのだけれど、6月(もちろん大学4年の)くらいから、またどういう風の吹き回しなのか、急に就活を始めた自分。たぶん、その時点で大学院に進学することに対して、いろんな疑問が自分の中で渦巻いていたのだと思います。

じゃァ進学しないてなったらどうする?と考えた時に「就職」なのかなァと。
「やらないで判断するより、やって判断する」というのがこの頃の私のモットーだったので、就活というものを私も経験してみようじゃないか、と思ったのだと思います。

ただ、やってみた結果、いまいちピンときませんでしたが。

自分が今後、もしかしたら雇われるかもしれないその会社に対して、なんというか、「情熱」みたいなものがまっったく湧いてこないのです。というのも、力加減が「0か100」になってしまう両立苦手の不器用人間なので、働くんだったらその仕事に情熱を持って取り組めるような所がいいなと思っていたからです。

「働く」と1日の中の多くの時間をその「仕事」に使うことになる。と考えた時、自分が人間的に成長できるところがいいに決まっている。「人間的に成長できる…」なんて漠然としているけれど。

と同時に、この頃は
「働くってどういうことだ?」
「組織に勤めるってどういうことだ?」
「会社ってなに?組織ってなに?」
云々。
などと考え始めてしまい、岩波書房の小難しそ〜な「労働とは…」的な本を図書館でかき集めていました。そんなこと考えている時点で、「なんか、組織勤め向いていないのかな?」と思いますが。結局、意気込んで借りたものの、日々の疲れで本は読めず、そのまま返却期限になったので、全然読んでいませんけど。

そんなこんなで、就活を始めてみたはいいものの、「就活」が文字通り肌に合わなかったみたいで、ストレスから「帯状疱疹」になりました。

皮膚科の先生から「若いのに大変ねェ…」と同情を買われる始末です。(帯状疱疹は年配の方がなりやすい病気らしい)



じゃァ、やっぱり大学院に進学なのか?というとそういう気にもなれません。

まず、23、24歳にもなって経済的に自立できていないなんて、何か自分が情けない。

でもね、研究機関としての大学の設備はとても魅力的なものがあるし、何より制作の環境が整っているのは素晴らしい。

でもでもね、同じ大学の延長のような、似たような2年間を過ごして、それで私は何か成長できるのだろうか?と心配にもなります。


こんなお子ちゃまな状態で大学院生になったら、やっぱり大学生の延長のような気がしてならない…。

実際、私の通う大学から同じ大学の院に進学した人は内部生が多いのだけど、その方たちよりも、特に一度社会に出て社会人枠で進学してきた方の方が、正直に言ってしまうと、作品に対する姿勢や作品の深みが違うなと思うのです。

そんな感じの理由から大学院に行くことに疑問を感じたのだと思います。

でも、大学院に行きたくなくなったわけではないのです。
知識や学問の世界とは、ずっと繋がっていたい。

だから、進学するんだったら一度社会人を経験してからにしたいとも考えています。
同じ大学院に行くことに対して違和感があるのだったら、違う大学院に行くという選択肢もある。でも、その場合も社会人を経験してからにしたい。今はそう思っています。


というわけで、すぐに答えが出なかったので、卒業後の進路は卒業してから決めることにしました。

そう決めてからは気が楽になったので、卒業制作と卒論、頑張んなきゃなァ。

…たまに、本当に私はこれでいいのか?と冷静になりますけどね。

卒業したら、おそらく私はフリーターになります。何かのアルバイトをしながら制作を続けていくつもり。ずっとフリーターの状態でいるつもりは全くないけれど、家を借りる時とか大丈夫なんだろうか?社会的信頼度はないよなぁ。

「大学生」という肩書きが消え、何もない状態になることに不安があることは間違いないです。

人任せではありますが、来年の私、頑張ってくれ。。

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